マルチダイン/低周波コロナ処理装置MultiDyne / Low-frequency-corona Surface-modification-device

製品概要

マルチダイン/低周波コロナ処理装置
放電のイメージ
オレフィン系樹脂などの3次元曲面への印刷や接着における密着の問題を効率良く解決します。
アースがなくても処理できるので、どこにでも簡単に取り付けられ、インライン化も容易です
  • プラスチック射出成型品やブロー成型品、押出成型品、ガラス製品への密着強度の問題を効率良く解決します。
  • コロナ処理は3次元曲面の濡れ性の改善や、接着強度の向上、オフセット印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷、 パッド印刷、塗装、コーティング、ラベリングなどの前処理として行います。
  • 手動でも処理できます。インライン化も容易です。
  • フック形状の2個の電極間に12kV(50/60Hz)の電圧を加えることにより発生するアーク放電に、 空気を強く吹き付けると放電が広がり、高いエネルギーを持つイオンを伴ったコロナ放電を作りだします。 このコロナ放電を処理対象に吹き付けると、表面が活性化されます。

利用例

利用例

特徴

  • ポリエチレンやポリプロピレンに代表されるオレフィン系の素材は、化学的に安定で、多くの有用な性質を持っていますが、印刷や接着、コーティングに必要な大きさの表面張力を持たず、濡れ性が低いため、接着/密着力が弱いという欠点があります。そのため、デザイン選択の幅が狭くなります。この問題を解決するのがマルチダイン(MultiDyne)です。
  • マルチダインシステムは、3次元製品の素材表面の表面張力も改善でき、濡れ性を向上させ、 素材表面と印刷インキや接着剤、コーティング剤との間に、強力な結合を生成します。
  • マルチダインシステムはジェネレータと処理ヘッドから構成されます。マルチダインシステムには処理ヘッドが1個の「マルチダイン1010」や処理ヘッドが2個の「マルチダイン2010」 の他に、ジェネレータとコントローラが分離された、処理ヘッドが4,6,8,10個のシステムもあります。 処理ヘッドの大きさはすべて同じで、1ヘッドあたりの処理面積も一定です。

長所/短所

長所

  • 放電のためのカウンターアースが不要
  • ロボットアームなどのシステムへの組み込みが非常に容易
  • オゾンや窒素酸化物の生成が非常に少ない

短所

  • 処理領域が限定されてせまい
  • 処理対象が樹脂などの非導電物に限定
  • PPやABSの処理で痕跡が残る